切明千枝子さん
被爆時15歳。学徒動員で被服支廠へ働きに行っていました。
一緒に働いていたクラスメイト達と助かったものの、違う場所で被爆した下級生達は全身火傷で苦しみながら亡くなっていきます。
仲の良かった子、可愛らしかったお嬢さんを焼いてあげなくてはならない。
焼けた遺骨の全てを拾うことは出来ず、保管できたのは小さな小さな喉仏の骨だけ。
当時15歳の記憶は鮮明。
自分のことだけでなく相手の状況を慮ることの出来る年齢だったからこその苦しみもあるのでは、と思います。

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映画「for you 人のために」
予告編 https://youtu.be/ZQxcHeT99PE
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