先日取材させてもらった、笑顔が素敵な福田さん。
実は家族にもほとんど被爆の話をしたことがないそう。
それだけ当時のトラウマは大きかったし、日々の暮らしが大変だった。そして思い出すのが怖く、話して伝わるか不安も感じていたそうです。
長い時間を経てやっとここ数年は少しずつ話せるようになり、気持ちの整理もできるようになってきた、と。
ご自宅にお邪魔しての取材では被爆した年に神父様と近所の子供達で歩いた時の写真を見せてくれました。周りは瓦礫だらけ、たまたま通った進駐軍の方が撮ってくれたのだとか。
話すの苦手だから、とおっしゃっていた福田さんですが、感情表現豊かなお話でした。
貴重なお話をありがとうございました。

