広島での取材。被爆者健康手帳を取得する際、ご自身では難しいケースが多数あります。
事情を知らない人からすると「早くに申請しておけばよかったじゃない」と思われるかもしれません。
例えば広島を離れて暮らしていたら、周りに手帳を持っている人はいない。被爆当事者もいない。
手帳を持っていると知れたら、辺な目でみられるのではないか、子どもが差別されるのではないか。
もっと苦しんで無くなっていった友達達に申し訳ない。できればあの光景をもう思い出したくないーーーー。
さまざまな思いが一人一人にあるはずです。
手帳を申請しよう。
そう決めた時に、手続き上の難しさがあります。
被爆当事者 一人一人に寄り添い、耳を傾け、支える方達へのインタビューを実施しました。
